し半分にたずね

一行のソリが石の埠頭の近くで停止したとき、波止場の冷たい水面には朝日が低く斜めに射してきらきらと光っていた。もやい綱につながれて揺れたりひっぱられたりしているグレルディクの船のそばで、それより小型の船が一艘、やはりじれったそうに待っている。  ヘターがソリをおりて、チョ?ハグとシラー王妃に話をしに行った。三人は自分たちのまわりに他人のはいりこめぬ垣根のようなものをはりめぐらして、静かに、真剣に…

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